運営者情報
このサイトについて
段取りノートは、金属加工の原価計算と見積もりのための無料ツールと記事を公開しているサイトです。
切削速度や加工時間を計算するツールは、工具メーカーが無料で提供しています。 しかし「その加工時間がいくらになるのか」を出す道具は、ほとんど見当たりません。 受注側が自社の原価を確かめる手段は、十数万円のソフトか、数百万円の生産管理システムに限られます。
ここでは、その空白を埋めるツールを置いています。
扱っているもの
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| 原価・見積もり | 製造コスト、機械チャージ、マンチャージ、ロット数と単価 |
| 加工の技術計算 | 座標、公差、ねじ、穴あけなど |
| 記事 | 計算の考え方、現場と見積もりの実務、業界の制度や法令 |
ツールが出すのは社内のコストであり、客への提示価格ではありません。 販管費・利益・外注費は含まれていないため、見積もりに使う際は別途上乗せしてください。
運営者
小次郎
工具を売る側と、実際に削る側の、 両方で実務経験があります。
- 切削工具・測定工具の販売(法人営業/卸売)
- NC旋盤・マシニングセンタでの加工(現職)
見積もりの中にある判断を、分解する
見積もりには、数字として表に出ていない判断がたくさんあります。 加工時間、段取り時間、材料費、検査費。
見積もりをするときには、こうした項目を一つひとつ考えているようで、 実際には経験の中で身についた判断や、過去の仕事から得た感覚を 使っていることも少なくありません。
そういった判断をすべて「勘」として片付ける必要はないと思います。 何を見て、何を考慮して、どの数字にしているのか。 一つひとつ分解していけば、言葉にできるもの、数字にできるものがあります。
段取りノートでは、そうした見積もりの中にある判断をできるだけ分解し、 計算できる形にすることを大切にしています。
経験をなくすためではありません。 経験の中にあるものを数字として扱えるようにし、あとから見直したり、 次の見積もりに使ったりできるようにするためです。
「この金額で合っているだろうか」と経験だけで悩むのではなく、 「材料はこれだけ、段取りはこれだけ、加工はこれだけ」と、 一つずつ根拠を確認できる。 そんな見積もりの土台を作ることを目指しています。
見積もりの根拠は、こう並びます。
| 数えたもの | いちばん確か |
| 計算したもの | その次 |
| 判断したもの | いちばん弱い |
このサイトの計算ツールが入力に求めているのは、 機械の購入金額、年間の稼働時間、償却年数、月給、就業日数など、 多くは社内に数字として残っているものです。
⚠ もちろん、すべてを数えられるわけではありません。 稼働率や不良の見込みは、どうしても見込みになります。 それでも、勘で置く箇所を減らすほど、出てくる金額の根拠は強くなります。
そのため、チャージそのものを直接入れさせる形にはしていません。 「機械チャージは相場でだいたい○○円」から始めると、 そこから先の計算が、すべてその勘の上に乗ります。
掲載している数値は実績値ではなく、計算の形を示すための入力例です。
お問い合わせ
ご連絡は contact@dandori-note.com までお願いします。
ツールの計算内容についてのご指摘、記事のご要望、掲載のご相談などをお受けしています。 現場で働きながら運営しているため、返信までお時間をいただくことがあります。
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