見積もり計算ツール

製造原価に運賃・販管費・利益を乗せて、客先への提示額を出します。 「あと何%引けるか」も同時に出ます。

この仕事

製造原価は社内のコストです。 製造コスト計算の結果を入れてください。

実費

材料証明・検査成績書・立会検査・特別梱包など、 案件ごとに出てくる費用を足せます。名前は自由に入れられます。

販管費と利益

既定では乗せません。運賃や材料証明は実費で通すことが多いためです。

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客先提示額(1個あたり)
2,875

100 個の合計 287,500 円

  • 製造原価 2,236 円 78%
  • 実費 80 円 3%
  • 販管費 335 円 12%
  • 利益 224 円 8%

あと何%引けるか

19.4 %

これ以上引くと総原価 2,316 円を割ります。

実際の売上高利益率

7.8 %

計算式

実費 = 運賃・梱包費 + その他の費用
        (ロットに1回のものは 数量で割る)

総原価 = 製造原価 + 実費

客先提示額
  原価に乗せる      = 原価 × (1 + 販管費% + 利益%)
  売上に対する率    = 原価 ÷ (1 − 販管費% − 利益%)

あと何%引けるか = (提示額 − 総原価) ÷ 提示額 × 100

2つの方式は、同じ率でも結果が違う

販管費と利益の「%」には、実務で2通りの使われ方があります。 このツールはどちらも選べます。

方式原価2,236円・販管費15%・利益10%
原価に乗せる
(マークアップ)
原価 × (1 + 25%) 2,795円
売上に対する率 原価 ÷ (1 − 25%) 2,981円

同じ「15%と10%」で186円違います。

どちらを使うか

「原価に3割乗せる」という決め方をしているなら、原価に乗せる方式です。 現場の言い方に近く、計算も分かりやすいです。

「売上高利益率10%を確保したい」なら、売上に対する率です。 販管費率も営業利益率も、本来は売上高を分母にした数字だからです。

⚠ 原価に乗せる方式で「利益10%」としても、売上高利益率は8%にしかなりません。 このツールは実際の売上高利益率も出すので、そこで確かめられます。

⚠ もうひとつ。実費に率を乗せない設定だと、売上に対する率で計算しても 入力した利益率より低く出ます。 実費のぶんだけ売上が増えるのに、利益は増えないためです。 運賃が大きい仕事ほど、この差は開きます。

入力項目の説明

項目何を入れるか
製造原価 社内のコスト(円/個)。 製造コスト計算の結果を入れます
運賃・梱包費ロットに1回か、1個ごとかを選びます
その他の費用 材料証明(ミルシート)・検査成績書・立会検査・特別梱包・初品費など。 案件ごとに違うので、名前を自由に入れられます
販管費営業・事務・家賃など、製造以外にかかる費用の率
利益残したい利益の率
実費にも乗せるか 既定は乗せません。運賃や材料証明は立て替えとして 実費で通すことが多いためです

「あと何%引けるか」の使い方

値引きを求められたときに、どこまでなら受けられるかを示す数字です。

あと何%引けるか = (提示額 − 総原価) ÷ 提示額 × 100

ここを超えると、その仕事は赤字になります。 ただし0%になるまで引いてよいという意味ではありません。 販管費を削ることはできないので、実際に削れるのは利益の分だけです。

実費が多い仕事ほど、値引きの余地は小さくなります。 運賃や材料証明は削りようがないためです。

関連するツール

ツールつながり
製造コスト計算 ここに入れる製造原価を出します。結果から直接渡せます
機械チャージ計算 製造コスト計算に必要な、機械の時間単価
材料重量計算 丸棒・板材の重量と材料費

CSVで出せます

見積書の書式は会社ごとに違うので、 そのまま使える形では出せません。 内訳をシンプルなCSVで出すので、自社の書式に貼り付けてください。

Excelで開いたときに文字化けしないよう、BOM付きのUTF-8で出しています。

※ 出るのは入力値から計算した金額です。適正な価格を保証するものではありません。 販管費率・利益率は会社の方針で決まるもので、このツールが示すものではありません。 実際の取引条件については、ご自身の判断でご確認ください。